第４６回青森県高等学校総合文化祭実行委員長　あいさつ

古　川　浩　樹　　　(県立弘前高等学校長)

　「咲かせよう　多彩な華と文化を　届けよう　今しかない青春を」をテーマとした第４６回青森県高等学校総合文化祭が、中南･西北地区を中心に全１８部門で開催されます。県内の高校文化部の最も大きな祭典ですが、その開催を記念するパレードはコロナ禍の３年間や強風・雷雨など天候により中止となった２年間とあわせて５年間の空白期間がありました。

　また、この間、少子化の影響もあって部員が減少した部門もあり、中でもパレードの花形とも言えるマーチングバンド･バトントワリングは専門部としての今年の活動を一時中止することとなり、今回から記念パレードを廃止することとなりました。

　このように高校文化部を取り巻く状況に変化はあったものの、今年度も高総文祭という物語（ストーリー）の舞台は整いました。その舞台で磨き上げた技能を披露し、作品に込めた思いについて、主人公である生徒一人一人が語る物語（ナラティブ）に耳を傾けて、目を凝らして鑑賞しお楽しみください。

　高校生が咲かせた多彩な華と文化と、それを届けようとする青春の姿を披露できることにつきまして、御支援いただいている皆様へ心から感謝申し上げます。　　

　ようこそ、高校生の文化の祭典へ。